お魚ごはんにおけるタンパク質変質の懸念について

お魚ごはんにおけるタンパク質変質の懸念について

弊社では、「ペットと子どもに食べさせられるものだけ」を基準に、加熱後も栄養価が確認された状態で製品化しています。無添加・常温保存でありながら、安全性・消化性・栄養価の3点をすべて担保しております。

懸念①:構造変化(熱変性)

レトルト殺菌の過程で、魚のタンパク質は加熱によって変性(構造変化)します。これは焼き魚や蒸し魚など、日常の調理でも起こる自然な現象です。
「変質=劣化・有害」ではなく、アミノ酸などの本質的な栄養価は保持されています。

懸念②:消化性について

加熱によりタンパク質が柔らかくほぐれ、酵素の作用を受けやすくなります。
また、加熱によって一部が細かいペプチドに分解されるため、消化・吸収の面ではむしろ適した状態となります。

懸念③:栄養成分の保持について

弊社では加熱加圧後の製品に対して栄養成分分析を実施し、タンパク質含有量が明確に確認されています。
数字としても、十分な栄養価が保持されていることを証明しております。

補足①:一部アミノ酸の変化について

高温加熱では、リジンなど一部アミノ酸がメイラード反応を起こし、利用効率が若干低下する可能性があります。
しかしこれは極めて軽微であり、健康上問題となるレベルではありません

補足②:レトルト処理の安全性について

レトルトは水分を含んだ密封状態での加熱処理であり、焦げや有害な変異原性物質(HCA、AGEsなど)はほとんど発生しません。
むしろ寄生虫や細菌のリスクを大幅に低減できる、衛生的かつ安全性の高い調理法です。